デジタル

当局が免許を受けたSSTV/RTTY/PSK/WSJT/FAX/パケットのデジタルモードの紹介です。
2012年1月25日に免許されました、送信機系統図と附属装置諸元を載せます、ただし、免許された一例です、
これからデジタルモードで開局を予定されている局の参考になれば幸いです。
・一部機種依存文字を使用しております。
・CQ ham radio編集部さま、各局からのご指摘を頂いた箇所を修正しております。

附属装置諸元

設備名称 パーソナルコンピュータ変調方式 使用する送信機
装置の名称又は種類 方式・規格等
RTTY 方式 AFSK/FSK
x
送信機
通信速度 45~110ボー
副搬送波周波数 500Hz~2,210Hz(但しA2Bのみ500~1,200Hz)
周波数偏移幅 ±170Hz
符号構成 BAUDOT
電波型式 F1B,A2B,F2B
PSK 方式 ABPSK/AQPSK
x
送信機
通信速度 31.25ボー
副搬送波周波数 500Hz~2,210Hz(但しA2Bのみ500~1,200Hz)
符号構成 STD-VARICODE (通常のVARICODE)
モード BPSK
電波型式 G1B,A2B,F2B
アナログSSTV 方式 副搬送波周波数変調(SCFM)
x
送信機
最高映像周波数 900Hz以下 (50Hz=754Hz/60Hz=847Hz)
副搬送波周波数 1,750Hz
(白=2,300Hz/黒=1,500Hz/同期=1,200Hz)
周波数偏移幅 ±550Hz
電波型式 F3F
デジタルSSTV 方式 COFDM
x
送信機
帯域300Hz~2,300Hzまたは300Hz~2,500Hz
副搬送波数57以下
副搬送波変調方式4/16/64 QAM
エラー訂正 リードソロモン
コーデック LPC,SPEEX,MELP(デジタル音声)
画像圧縮 JPEG等
電波型式 F1D,F1E,G1D,G1E
CW方式 可聴トーン信号を使用してのモールス符号電信
x
送信機
副搬送波周波数 1,000Hz以下
電波型式 A2A,F2A
JT44方式44FSK
x
送信機
通信速度5.38ボー
周波数偏移幅±242.25Hz
符号構成WSJTJT44
副搬送波周波数同期信号1,270.5Hz
信号1,302.8Hz~1,755.0Hz
電波型式F1D
FSK441方式4FSK
x
送信機
通信速度147ボー
周波数偏移幅±661.5Hz
符号構成WSJTFSK441
副搬送波周波数882Hz 1,323Hz 1,764Hz 2,205Hz
電波型式F1D
JT65方式65FSK
x
送信機
通信速度2.7ボー 5.4ボー 10.8ボー
周波数偏移幅+174.96Hz  +349.92Hz  +699.84Hz
符号構成WSJTJT65
副搬送波周波数1,270.5Hz
電波型式F1D
JT6M方式44FSK
x
送信機
通信速度21.53ボー
周波数偏移幅±462.97Hz
符号構成WSJTJT6M
副搬送波周波数同期信号1,076.665Hz
信号1,098.19Hz~2,002.59Hz
電波型式F1D
MT63方式2相位相変調方式
x
送信機
通信速度21.53ボー
周波数偏移幅500Hz 1,000Hz 2,000Hz
符号構成7bitASCIIを63トーンに分けて符号化
副搬送波周波数1,000.7Hz
電波型式F1D
WSPR方式4FSK
x
送信機
通信速度1.46ボー
周波数偏移幅±6Hz
符号構成WSJTWSPR
副搬送波周波数1,500Hz
電波型式F1D
パケット通信 方式 AFSK
x
送信機
通信速度 300/1,200ボー
副搬送波周波数 1,700Hz
周波数偏移幅 ±100/±500Hz
符号構成 ASCII,JIS,AX25
電波型式 F1D,F2D
ファクシミリ 方式 SCFM
x
送信機
副搬送波周波数 1,900Hz
周波数偏移幅 ±400Hz
最高周波数 828Hz
電波型式 F3C

※  1.9MHzの送信はPSK及びWSPRのみで行います。